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腸内環境・腸内フローラについて、最近わかったこと

こんにちは!

「腸内環境」、「腸内フローラ」という言葉を色々なところで聞くようになってきましたね。

腸内フローラについては、

◆腸内には、腸内環境を良くする「善玉菌」と、悪くする「悪玉菌」がいる

◆ヨーグルトや乳酸菌飲料などを摂取すると善玉菌が増える

というのが「常識」のように語られていると思います。

しかし、実はこの2つ、正しいようで厳密には正しくないのです。

かつては、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の理想的なバランスは2:1:7で、善玉菌が悪玉菌を抑えているのが健康的な状態といわれていました。

しかし科学の進歩により、遺伝子レベル・代謝物質レベルで腸内環境を調べられるようになった結果、これまで「善玉菌」とされていたものの中にも悪い働きをする菌がいたり、逆に「悪玉菌」や「日和見菌」の中に良い働きをする菌がいることが分かってきました。

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また、腸内フローラを構成する細菌の種類や割合が、各個人によってかなり違うことも分かってきました。

つまり、例えばAさんの腸内にはビフィズス菌が10%いるのが理想だとしても、Bさんの場合はビフィズス菌10%が理想だとは限らない、ということです。

腸内では、様々な菌が共生して生態系をつくると共に生存競争が行われ、各個人に最も適した腸内細菌のタイプ(構成)だけが腸内に生き残ります。

それは、各個人が生まれてからの年数をかけて培ってきたものなので、腸内フローラの構成は各々違いますし、食物やサプリメントなどで菌が外部から腸内に入ってきても、多くは棲みつけずに排除されてしまいうのです。

では、「腸内環境に良い」と言われているものを食べても意味がないかというと、そういうわけでもないのです。

腸内細菌は、私たちが食べたものを餌にして生きているので、腸内細菌が好むものを食べ続ければ、腸内フローラを少しずつ改善することはできます。

つまり食べ「続ける」ことが重要なのです。

なお、便から腸内環境を網羅的に解析し、その人に合わせた健康情報をフィードバックすることで腸内環境を適切に制御することを「腸内デザイン」と呼びます。

大腸がん、肥満、糖尿病、花粉症、食物アレルギーなどの発症は、腸内環境の乱れと関連すると考えられているため、「腸内デザイン」は非常に注目されています。

また新しい研究発表がありましたら、ここでも紹介したいと思います。
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