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「カロリーゼロの人工甘味料」で太る理由とは?腸内環境に影響!

こんにちは!

減量や血糖値をコントロールするために、カロリーゼロの人工甘味料を利用されている方は多いでしょう。

でも、期待しているような効果が表れなかったり、逆効果だったという経験はありませんか?

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2014年9月、イスラエルのワイツマン科学研究所の研究者らは、人工甘味料が腸内細菌に作用して代謝異常を起こすことを英科学誌「ネイチャー」に報告しました。

まず科学者たちは、アスパルテーム、スクラロース、サッカリンという3種類の人工甘味料の血糖の調整に対する影響を確認しました。

これらをそれぞれ水に混入し、同条件のマウスに与えたところ、 水や砂糖水を飲んだマウスに比べ、11週後に血糖が上昇しました。

特に、サッカリンを与えられたマウスの血糖値が顕著に上昇したため、以降の実験には、サッカリンを使用しています。

人工甘味料それ自体は、人体において食品として認識されず、胃腸で吸収されません。

ところが腸を通過する際に、腸内細菌に変化が起こります。

別の研究で、スクラロースを与えられたラットの腸内細菌、特に善玉菌が減るという報告もありました。

そこで研究者らは、腸内細菌が、人工甘味料のような新しい物質に反応することが、血糖値が上昇する原因だという仮説を立て、腸内細菌への影響を見るために、無菌マウスの体内に人工甘味料を摂取したマウスの糞便を移植しました。

すると、マウスの血糖値は上がりました。

次に研究者らは、糖尿病ではない381人のダイエット調査票から人間への影響を調べたところ、定期的に人工甘味料を多く摂取している人ほど、空腹時の高血糖を示していることがわかりました。

また、普段人工甘味料を摂取していない7人の健康な若者に、サッカリンを一週間摂取してもらい、血糖のレベルをモニタリングしたところ、7人のうち4人の血糖が上昇し、腸内細菌の構成が変化していました。

そのうちの2人の糞便を、無菌マウスに移植すると、サッカリンを消費したマウスから糞便を移植した際と類似した、腸内細菌の構成変化が見られました。

この結果より、人工甘味料は腸内細菌の構成や、血糖値の上昇に影響している可能性が示されました。

人工甘味料の歴史はまだまだ浅く、人間の体のシステムにとっては新しい化学物質です。

今後の研究で、さらにその影響が明らかになることが期待されます。
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