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「過食」と「摂食障害」との境目は?

こんにちは!

女性の中には、疲れて帰宅した後の夜遅くや、月経前になるとイライラして「つい食べ過ぎてしまった」という人が多いようですね。

特に月経前については、PMS(月経前症候群)によって食欲が増加することは、よくあるそうです。

ただ、過食の頻度が増え、食べたことを気にして吐くようになると、「摂食障害」の可能性があるので要注意です。

 

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そもそも食べ過ぎてしまう背景には、目には見えない脳の疲労があります。

精神的にストレスがかかったときには、脳が「精神疲労」によって多くのエネルギーを消費しており、エネルギー源である糖を欲するのです。

つまり、人間の本能としてごく自然なことで、罪悪感を持つ必要はないのです。

むしろ心配すべきは、食べたことを責め、食欲を我慢できない自分に自信を失うことです。

自分を責め、自信を失うとさらに不安やイライラが拡大し、脳の消耗が進んでしまうという悪循環が起きてしまいます。

食欲は本能的なものなので、「食べない我慢」はイライラを増幅させるだけです。

「ストレス時の食欲のコントロールは難しい」と自覚し、自分で客観的に「今、しんどいんだな」とわかってあげることが大切です。

ただ、「味わうことなくたくさん食べてしまう」ということが習慣化してくると、「食べることなしにはストレスが消えない」というループにはまり込む「摂食障害」の危険性があります。

摂食障害とは、食行動に異常が起きる心の病気で、極端に食事を減らす「拒食タイプ」と、大量に過食して吐いたり下剤を使って出す「過食タイプ」があります。

長期間続くと、自責感からうつ病になったり衰弱して、突然死することもあります。

過食タイプの場合、吐くことによって飢餓感がさらに強くなるので、まずは「吐かない」ことを目標にするのが良いでしょう。

「こんな自分はダメ」という自己肯定感の低さが患者さんの共通点なので、カウンセリングで自らのいいところを見つけ、近い将来の目標について考えるなどして、自己肯定感を高めていくことにより、少しずつ改善していくことができます。

まあ、とにかく「ポジティブに生きる」ことが重要です。

ぜひ皆さん、実践していきましょう!
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