ヨーグルトの「腸にいい食べ方のコツ」とは？

こんにちは！

腸内環境を整える食品の代表とも言えるヨーグルト。

スーパーのヨーグルト売場には、様々な種類のヨーグルトが並んでいますが、一体どれを選べば良いのでしょうか？

 

結論から言うと、どれが自分の腸内環境に合うかは、食べてみないと分かりません。

どの製品が自分の腸に合うかを調べるには、同一銘柄のものを1-2週間食べ続けることです。

最低でも1日100-150gくらいは食べてください。

体調や排泄の調子がよくなったり、便の色やにおいが改善されたりしたら、その製品はあなたの腸に合っていると判断できます。

あまり変化が見られなかったら、別の銘柄のものをまた1-2週間試してみて。これを繰り返していくうちに、自分の腸と相性のいいヨーグルトと出会うことができるでしょう。

そんな中でもおすすめを挙げるとすれば、まずはオリゴ糖入りのものです。

オリゴ糖はビフィズス菌などのエサになり、腸内で良い発酵を促してくれます。

プレーンヨーグルトに、市販のオリゴ糖やオリゴ糖入りのフルーツソースなどをかけるのもおすすめです。

ところで、全てのヨーグルトには乳酸菌が含まれていますが、ビフィズス菌が添加されているものもあります。

乳酸菌とビフィズス菌の違いはご存知ですか？

乳酸菌の中でも特に乳酸桿(かん)菌は主に小腸に、ビフィズス菌は主に大腸にすんでいます。

小腸には免疫組織があるため、乳酸桿菌は免疫組織を刺激して活性化させます。

つまり免疫力を高めるのです。

一方、ビフィズス菌は酸素を嫌う性質があるため、酸素が比較的多い小腸ではあまり生きられません。

そのため、主に大腸に作用し便通を改善させます。

ちなみに、ヨーグルトの乳酸桿菌は人由来のものだけでなく、食品由来のものも多いですが、ビフィズス菌の多くは人由来です。

つまり、だれかの腸からとったものを培養したものが使われているということです(！)。

そのビフィズス菌入りヨーグルトが一番合うのは、もともとの宿主であるその人であって、他の人に合うかどうかは、やはり試してみなければ分からないのです。

参考になりましたか？

まあ、結局「食べてみないとわからない」ということなのですけどね(笑)

いずれにせよ、皆さんの腸に合ったヨーグルトが見つかることを、お祈りしています。