日本人の食物繊維の摂取源のトップは?
こんにちは!大西智子です。
「普段の食事でどんな食品から食物繊維をとっていますか?」と聞かれると、多くの人は「野菜」と答えるのではないでしょうか。
実際、食物繊維というと、キャベツ、レタスなどの野菜や、ゴボウ、イモなどの根菜類が思い浮かびます。
もちろん、野菜も重要な食物繊維の摂取源なのですが、実は日本人の摂取源の1位と2位は、白米と食パンなのです。
白米は100g当たりの食物繊維が0.5gと少ないのですが、量を多く摂取しているため、結果的に最大の摂取源になっているわけです。
私たちが健康を維持するために摂取すべきとされる1日当たりの食物繊維の摂取目標量は、男性20g以上、女性18g以上です。
しかし、実際の摂取量は成人男性で15.4g、成人女性で14.7gと、不足しています。
実は日本人は、今から60年以上前の1955年には、1日当たり22.5gの食物繊維を摂取していたのに、その後の摂取量は減少傾向にあり、今では15gを切るまでに減っているのです。
大幅に減っているのは穀物由来の食物繊維です。
野菜などからの摂取はそんなに減っていません。
つまり、日本人の食物繊維の摂取量が徐々に減ってきた要因は、主に穀物の摂取不足にあるわけです。
白米は食物繊維をほとんど含んでいませんが、主食として毎食食べることによって摂取量が多くなり、結果的に食物繊維の摂取源として貢献しています。
白米の消費量が減り、ごはん離れが叫ばれる現代でも、食品別に見た食物繊維の摂取量が最も多いのは米なのです。
野菜をこれまで以上にたくさんとるのは難しいですが、穀物は、食物繊維を多く含むものに切り替えることによって、食物繊維量をかなり増やすことができます。
穀物から食物繊維をとることにより、腸内細菌叢のバランスが整うと、野菜に含まれるビタミンやミネラルも、より吸収しやすくなり、体で有効に働きやすくなる効果も期待できます。
これまで白米中心だった人は、食物繊維を多く含む全粒穀物に置き換えることをお勧めします。
まずは1日1食を、精製されていない穀物を含むものにしましょう。
慣れてきたら2食、3食と増やしていけるとベストです。
食物繊維の多い全粒穀物にすると、食後に血糖値が上がりにくくなるという効果もあります。
甘いお菓子や飲み物などを減らしながら、主食を食物繊維リッチなものに切り替えていきましょう!
「普段の食事でどんな食品から食物繊維をとっていますか?」と聞かれると、多くの人は「野菜」と答えるのではないでしょうか。
実際、食物繊維というと、キャベツ、レタスなどの野菜や、ゴボウ、イモなどの根菜類が思い浮かびます。
もちろん、野菜も重要な食物繊維の摂取源なのですが、実は日本人の摂取源の1位と2位は、白米と食パンなのです。
白米は100g当たりの食物繊維が0.5gと少ないのですが、量を多く摂取しているため、結果的に最大の摂取源になっているわけです。
私たちが健康を維持するために摂取すべきとされる1日当たりの食物繊維の摂取目標量は、男性20g以上、女性18g以上です。
しかし、実際の摂取量は成人男性で15.4g、成人女性で14.7gと、不足しています。
実は日本人は、今から60年以上前の1955年には、1日当たり22.5gの食物繊維を摂取していたのに、その後の摂取量は減少傾向にあり、今では15gを切るまでに減っているのです。
大幅に減っているのは穀物由来の食物繊維です。
野菜などからの摂取はそんなに減っていません。
つまり、日本人の食物繊維の摂取量が徐々に減ってきた要因は、主に穀物の摂取不足にあるわけです。
白米は食物繊維をほとんど含んでいませんが、主食として毎食食べることによって摂取量が多くなり、結果的に食物繊維の摂取源として貢献しています。
白米の消費量が減り、ごはん離れが叫ばれる現代でも、食品別に見た食物繊維の摂取量が最も多いのは米なのです。
野菜をこれまで以上にたくさんとるのは難しいですが、穀物は、食物繊維を多く含むものに切り替えることによって、食物繊維量をかなり増やすことができます。
穀物から食物繊維をとることにより、腸内細菌叢のバランスが整うと、野菜に含まれるビタミンやミネラルも、より吸収しやすくなり、体で有効に働きやすくなる効果も期待できます。
これまで白米中心だった人は、食物繊維を多く含む全粒穀物に置き換えることをお勧めします。
まずは1日1食を、精製されていない穀物を含むものにしましょう。
慣れてきたら2食、3食と増やしていけるとベストです。
食物繊維の多い全粒穀物にすると、食後に血糖値が上がりにくくなるという効果もあります。
甘いお菓子や飲み物などを減らしながら、主食を食物繊維リッチなものに切り替えていきましょう!
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