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怒りの「脳のメカニズム」から、怒りを抑える方法

こんにちは!

薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

ストレスいっぱいの現代社会。
物事が思い通りにいかないとつい怒ってしまい、後で怒った自分に落ち込むという「悪いサイクル」に嵌ってしまっている人も多いことでしょう。
「怒る脳」を鎮める脳内物質でイライラ解消!_20181017_1

私たちの怒りの感情は、脳の中の大脳辺縁系で生じ、前頭葉で抑制するというメカニズムになっています。
しかし、前頭葉が働き出すには3-5秒程度の時間がかかるため、そこで「イラッ」としてしまうのです。
この仕組みから、怒りを感じたときには、前頭葉の機能が活性化するまで数秒程度の時間をグッと我慢すれば、怒りが収まります。

また、神経伝達物質や脳内ホルモンなどと呼ばれる脳内物質の存在も、怒りに深く関わっています。
中でも「セロトニン」と「オキシトシン」という、幸福感に影響を与える2つの脳内物質を分泌させることが重要になります。

セロトニンは、脳幹から分泌され、自律神経を整えたり不眠症を軽減したりする役割を持っており、分泌量の減少がうつの原因にもなってしまいます。

またオキシトシンは、脳の視床下部と呼ばれる部分から分泌され、ストレスを緩和したり感染症を予防したりする役割を持つといわれています。

それでは、どうすればセロトニンとオキシトシンの分泌を増やせるのでしょうか。

セロトニンの分泌を増やすためには、規則正しい生活を続けることがポイントになります。
夜は早く寝て、朝は朝日を浴びて起き、毎日適度な運動をする。
こうした「当たり前のこと」を続けることで、セロトニンの分泌が増えていきます。

また、オキシトシンの分泌を増やすためには、家族の団らんやパートナーとのコミュニケーション、感情を素直に表すことなどがポイントです。
好きな人やペットを抱きしめたりするなどのスキンシップ行動が、オキシトシンの分泌を促します。

更に、泣きたくなるくらい激しい感情を抱いたときは、思いっきり泣くのも1つの方法です。
思いっきり泣くことで、脳から分泌されるステロイドホルモンなどのストレスに関係する物質が涙と一緒に排出されるそうです。

イライラしたりしているときは、まずはこれらの方法を試してみて下さい。
皆さんができるだけ「怒り」を感じることなく生活していくことを祈っています!

 
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