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「心の不調」を予防・改善する食事の摂り方!

こんにちは!

薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

何となく気分が塞いだり、ちょっとしたことでイライラしてしまったり。
そんな心の不調は、日ごろの食生活が原因かもしれません。

 
「心の不調」を予防・改善する食事の摂り方!_20190511_1

 

心の不調の原因は、脳内の物質の量や調整に不可欠なたんぱく質とビタミンB群の不足と、過剰な糖質の摂取だと言われています。
本来安定している脳内の物質や血糖が乱高下するために、心が不安定になるのです。

特にポイントとなるのは、血糖値の乱高下です。
健康な人の血糖値は食後に上がり、約1時間後から徐々に下がり始めます。
しかし、過剰に糖質を摂取すると、血糖値が急激に「上がって下がる」を繰り返す「低血糖症」になりやすくなります。

これは、急激に上昇した血糖値を下げるため、すい臓からインスリンが過剰に分泌されて、血糖値が急激に低下するために起こるのです。
また、血糖値が下がりすぎると、今度は副腎からホルモンが分泌されて、血糖値が上がります。

こうしたホルモン分泌の「綱引き」が、自律神経の乱れを引き起こして、心の不調を起こす原因になっているのです。

心の不調を予防・改善するための「食べ方ルール」を3つご紹介します。

ルール1:朝は卵でたんぱく質を摂る

血糖値の乱れを防ぐため、朝食はしっかり食べましょう。
また、筋肉などを作り、血糖値を安定させる作用があるたんぱく質の摂取を意識しましょう。
たんぱく質は糖質値や脂質に比べ、熱に変わりやすいため、体を温め、活動力も高める効果もあります。
最適な食材は卵です。

ルール2:おやつは糖質を抑えてチーズやナッツを

長時間の空腹を避け、血糖値を安定させるに、上手に間食を摂りましょう。
ただし、糖質たっぷりの甘いおやつではなく、たんぱく質が豊富なチーズや、ビタミンやミネラルが多いナッツ類にしましょう。

ルール3:夜は豚肉を使ってビタミンB群を摂る

現代人に不足しがちなビタミンB1をたっぷり含み、高たんぱく食材でもある豚肉を摂りましょう。
夕食後は、翌朝の朝食まで空腹になる時間も長いため、血糖値を比較的長く安定させられるたんぱく質が多い食事を摂ることがお勧めです。

心が不調に陥りがちな連休明けの今の時期、ぜひ「3つのルール」を実践して、心の不調を予防・改善していきましょう!

 
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