寝ても疲れが取れない原因は「いびき」!いびき改善する方法は?
こんにちは!
薬剤師・心理セラピストの大西智子です。
健常な人が慢性疲労に陥るとき、最も疲れているのは脳にある自律神経の中枢です。
自律神経は日中活動している限りずっと働き続けており、疲労から回復するには睡眠を取るしかありません。
そして、睡眠で重要なのは「質」です。
質が良ければ短時間でも十分で、逆に質が悪ければ、長時間寝ても疲れが取れません。
睡眠の質を悪くする最も大きな要素は「いびき」です。
いびきは、気道が狭くなっている状態で呼吸をするときに聞こえる、空気が通る音のことです。
つまり、気道をストロー、肺を風船に例えれば、細いストローで風船を一所懸命膨らませているようなものです。
人は一晩の睡眠で5-6000回呼吸をするといわれていますが、細いストローで風船を膨らませる作業を5-6000回もくり返せば、呼吸を調整している自律神経が疲弊してしまうのは当然です。
いびきが眠りの質を落としている状態を放置すると、疲労が蓄積し、神経系が対応しきれなくなって内分泌系がステロイドホルモンを分泌します。
ステロイドホルモンが大量に分泌されると、血管を老化させて動脈硬化のリスクを高め、高血糖や肥満、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病につながるとされます。
最悪の場合、過労死を招く危険まであります。
それでは、いびきを解消するためにはどうすれば良いでしょうか?
根本対策のためには、専門医を受診することをお勧めしたいですが、簡単な工夫として「横を向いて寝ること」があります。
仰向きに比べて舌の落ち込みを防ぐため、4-5割程度、いびきが軽減します。
また、いびきとは直接的には関係ありませんが、睡眠中に自律神経を休め、安眠を得るためには、以下のような工夫も効果的です。
■夕方以降は強い光を浴びない
■夕食は眠る3時間前までに終わらせる
■寝酒は避ける
■眠る1-2時間前に38-40℃のぬるめの湯に入浴する
睡眠の「質」を高め、自律神経をしっかりと休めるために、出来ることからやってみてはいかがでしょうか?
薬剤師・心理セラピストの大西智子です。
健常な人が慢性疲労に陥るとき、最も疲れているのは脳にある自律神経の中枢です。
自律神経は日中活動している限りずっと働き続けており、疲労から回復するには睡眠を取るしかありません。
そして、睡眠で重要なのは「質」です。
質が良ければ短時間でも十分で、逆に質が悪ければ、長時間寝ても疲れが取れません。
睡眠の質を悪くする最も大きな要素は「いびき」です。
いびきは、気道が狭くなっている状態で呼吸をするときに聞こえる、空気が通る音のことです。
つまり、気道をストロー、肺を風船に例えれば、細いストローで風船を一所懸命膨らませているようなものです。
人は一晩の睡眠で5-6000回呼吸をするといわれていますが、細いストローで風船を膨らませる作業を5-6000回もくり返せば、呼吸を調整している自律神経が疲弊してしまうのは当然です。
いびきが眠りの質を落としている状態を放置すると、疲労が蓄積し、神経系が対応しきれなくなって内分泌系がステロイドホルモンを分泌します。
ステロイドホルモンが大量に分泌されると、血管を老化させて動脈硬化のリスクを高め、高血糖や肥満、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病につながるとされます。
最悪の場合、過労死を招く危険まであります。
それでは、いびきを解消するためにはどうすれば良いでしょうか?
根本対策のためには、専門医を受診することをお勧めしたいですが、簡単な工夫として「横を向いて寝ること」があります。
仰向きに比べて舌の落ち込みを防ぐため、4-5割程度、いびきが軽減します。
また、いびきとは直接的には関係ありませんが、睡眠中に自律神経を休め、安眠を得るためには、以下のような工夫も効果的です。
■夕方以降は強い光を浴びない
■夕食は眠る3時間前までに終わらせる
■寝酒は避ける
■眠る1-2時間前に38-40℃のぬるめの湯に入浴する
睡眠の「質」を高め、自律神経をしっかりと休めるために、出来ることからやってみてはいかがでしょうか?
SHARE
シェアする
[addtoany] シェアする