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不眠症改善で病院に行くべき?まずは生活習慣をチェック!

こんにちは!

薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

夜、なかなか寝付けない、夜間に目が覚める、早朝に起きてしまう、といった不眠症を抱える人は、成人の2-3割に上ると言われています。

患者は高齢になるほど増えますが、夜遅くまでスマホなどを操作する若い世代でも目立ちます。

 

不眠症だから病院を受診して薬をもらおう、という前に、まずは、生活習慣をチェックしてみてください。

睡眠薬の副作用は多いので、安易に服用することはオススメしません。

 
不眠症対策は「まず生活習慣をチェック」!_20190110_1

 

不眠症の患者に対しては、原因を探ることが重要です。
医師は運動不足、長すぎる昼寝、カフェインやたばこの過剰摂取、寝酒などの生活習慣を確認し、そのうえで原因を除去したり、就寝する時間の調整を指導したりするなど、薬を使わない治療から始めるのが一般的です。

そして、不眠症の多くは「不眠心配性」、つまり「寝られなかったらどうしよう」という不安が交感神経を刺激して寝付けなくなっている、というケースという研究報告もあります。
就寝前はゆっくり入浴するなど、リラックスするようにしましょう。

 
不眠症対策は「まず生活習慣をチェック」!_20190110_2

 

一方、不眠症が続くと、うつ病や糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などの発症リスクが高まることが明らかになりつつあります。
厚生労働省研究班と日本睡眠学会は、2013年に「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」を公表し、早期からの心理・行動療法も組み合わせて治療するよう求めています。

また、最近問題になってきているのが、スマホやパソコンを操作する時間が長い、中学・高校生など若年層での睡眠障害です。
ディスプレイが発するブルーライトが睡眠障害を引き起こしていると言われています。
不眠症対策は「まず生活習慣をチェック」!_20190110_3

ブルーライトは、可視光線の中でも紫外線に近い光で、夜間にブルーライトが目に入り続けると、昼間と錯覚して脳が覚醒してしまいます。
近年の研究で、ブルーライトは、眠気を催して睡眠の準備を整えるホルモンであるメラトニンの分泌を抑えることが分かってきました。

治療は睡眠指導のほか、重症の患者はメラトニン受容体に作用する睡眠薬を処方したり、強い光を浴びせて体内時計の狂いを修整する治療をしたりします。
予防には太陽光など昼間に光を浴びることが有効です。
それよりなにより、就寝前にスマホやパソコンの操作を控えることが、最優先事項です!

 

生活習慣を改善しても、不眠が改善しなければ、病院を受診することを検討しましょう。

 
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