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仕事の効率を上げる、昼寝の時間とその効果について

こんにちは!

薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

皆さんは毎晩、どれくらいの時間、睡眠を取っていますか?
必要な睡眠時間は人によって異なりますが、統計的には「7時間がベスト」と言われています。

しかし、日本のビジネスパーソンにとって「毎日7時間眠る」のは意外と難しいものです。
ただ一方で、睡眠不足になると計算力や判断力が落ちて、仕事の効率も落ちてしまうことも調査で確認されています。
「昼寝」をうまく使って業務効率アップ!_20171030_1

そんな人にお勧めしたいのが「仮眠」、つまり昼寝の習慣です。
短時間でも睡眠を取ることで脳の疲れが取れて、仕事の効率がアップします。

注意したいのは、昼寝の長さです。
最適な時間を知ることで、昼寝の効果を最大限にできます。

仮眠の種類を時間別に、以下に4種類ご紹介します。

1. パワー・ナップ(約20分)
昼食後から午後3時の間の、約20分の仮眠です。
場所は、自分のデスク、空いている会議室、カフェ、トイレ、車の中、電車など、静かな場所ならどこでもOKです。
但し、横になって深く長い時間眠ってしまうと目覚めが悪くなり、覚醒するまでに時間がかかるため、座った状態などでアラームをセットして眠りましょう。
また仮眠前にコーヒーを飲むと、カフェインの作用で寝覚めが良くなります。

2. ミニ・ナップ(約10分)
パワー・ナップの時間が取れないときの、10分ほどの仮眠のことです。
10分の仮眠でも、脳の疲れが取れて作業効率が向上する効果が確認されています。
故J・F・ケネディも、毎日数回のミニ・ナップを習慣にしていたそうです。

3. マイクロ・ナップ(1分)
パワー・ナップやミニ・ナップでも眠気が取れないときの、1分間の仮眠です。
ウトウトできなくても、1分間力を抜き、目を閉じているだけで、脳は休息を取れます。
また眠気が強いときだけでなく、眠気の予防や気分転換にも役立ちます。
大事な仕事の前に取るのがオススメです。
「昼寝」をうまく使って業務効率アップ!_20171030_2

4. ホリデー・ナップ(30分~1時間半)
平日の睡眠不足解消のための、休日の仮眠です。
起床時刻が大きくずれると体内時計が狂うため、朝寝坊は普段より2時間プラスまでにして、どうしても眠いときには正午から午後3時までの間に、横になって30分から1時間半ほど眠りましょう。
「昼寝」をうまく使って業務効率アップ!_20171030_3

普段、しっかり睡眠時間を確保できない方は、うまく仮眠を取って睡眠不足を補って、毎日の仕事・勉強を効率よく進めていきましょう!

 
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