羊が一匹、羊が二匹、、、羊の数を数えるほど、眠れない

こんにちは！

薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

眠れない夜、皆さんはどうしていますか？
子供の頃、お母さんから「眠れないときは羊を数えなさい！」と言われて、布団の中で「羊が一匹、羊が二匹、、、」と数えたことがある人もいるのでは？

でもあれって、なぜ「羊」なのかご存知ですか？
そもそも「羊が一匹、羊が二匹、、、」って、言いづらくないですか？

実はこの言葉、英語の羊"Sheep"から来ているのです。
「羊を数える」理由については、諸説あります。

1. 眠れないときに「sleep, sleep」とつぶやいていたら、眠くなってきて口がうまく回らなくなって「sheep, sheep」になった。

2. 「Sheep(シープ)」という言葉は、息をひそめるような響きなので、眠りを誘う効果がある。

3. 欧米人にとって、のどかな草原で羊が遊ぶ風景は、心の休まる象徴的なイメージになっているので、眠れない時に、柵を越えていく羊を想像して「一匹、二匹」と数えると、リラックスできる。

4. 羊飼いが羊を数えているうちに眠くなってしまったので、「羊を数えると眠くなる」と言われるようになった。

5. 羊は聖書にも登場する動物であり、を数える事により神のご加護を得て、安らかな眠りに入りたい、と考えた。

いずれにしても、日本人が日本語で「羊が一匹、羊が二匹、、、」と数えても、入眠には効果がありません。

 

むしろ、左脳が活性化するため、余計に眠れなくなります。

残念ながら、、、

「羊を数えているのに眠れない！」という方、ぜひ他の方法を試してみて下さい。