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睡眠

なぜ、春は眠い?だるい原因と対策について!

こんにちは!

薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、春はやけに「眠い」季節ですよね。
でも、それはなぜでしょうか?
実は、春は睡眠不足を招く要因が重なりやすい季節なのです。
「春眠暁を覚えず」、睡眠の質を上げる方法!_20180404_1

そもそも、夏は夜が短く朝早くから明るくなるため、目覚めも早くなりがちです。
そのため、睡眠時間も冬より夏の方が短くなる傾向があります。

春は、睡眠が冬モードから夏モードへと切り替わる移行期間であるため、早い時間に目覚めてしまうことがあります。
加えて、職場や上司の変化などによるストレスで、寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなったりします。

こうして「春は眠い…」となるわけなのです。

実は日本人は全般的に、慢性的な睡眠不足に陥っている人が増えています。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、20-50代男性の場合、1日の平均睡眠時間が6時間に満たない人が4割前後を占めています。
これでは睡眠不足になるのも無理はありません。

とは言え、現代人はとにかく忙しいので、十分な睡眠時間を確保することが難しい人が多い、というのも事実です。
「春眠暁を覚えず」、睡眠の質を上げる方法!_20180404_2

それではどうすれば良いでしょうか?

答えは簡単!「量」が難しいなら「質」でいきましょう。
つまり、睡眠の「質」を少しでも上げるのです。

睡眠の質を上げるための「3つのコツ」をご紹介しましょう。

1:朝はしっかり太陽光を浴びる
睡眠を促すホルモン「メラトニン」は、朝の光によって作られます。
太陽光を浴びることで脳でメラトニン分泌の準備が始まり、14-16時間後に分泌量が多くなり、夜の睡眠の質が上がるのです。

2:夕方から夜にかけて「副交感神経が優位」な状況を作る
副交感神経を優位にするためには、音楽を聞く、ストレッチをする、入浴をする、部屋の照明を暗めにする、などの方法があります。
自分なりの「睡眠儀式」を作りあげることが理想です。

3:睡眠の「ゴールデンタイム」を意識する
睡眠ホルモン「メラトニン」が急激に増える時間は、午後10時から午前2時までのと言われています。
そのため、メラトニンの分泌が盛んな12時までにベッドに入るようにしましょう。

ぜひ皆さん、この3つを今日から実践してみて下さい!

 
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