二日酔いに効く薬は?飲む前でも飲んだ後でも効果がある、薬剤師オススメの漢方薬
こんにちは!
薬剤師・心理セラピストの大西智子です。
お酒好きの方はほとんどが、二日酔い防止などのために、飲む前や飲んだ後に飲む「特効薬」的なサプリメントや薬を持っているのではないでしょうか。
中でも漢方薬の「五苓散(ゴレイサン)」と「黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)」が、悪酔い・二日酔い対策としてよく使われています。
それぞれどういう漢方薬で、どんな薬効があるのでしょうか。
まず五苓散は、
■沢瀉(タクシャ)
■猪苓(チョレイ)
■茯苓(ブクリョウ)
■白朮(ビャクジュツ)
■桂皮(ケイヒ)
の5つの生薬から成る漢方薬です。
体内の水の流れを整え、体内でバラバラになった水分の分布を均等にするため、慢性的な頭痛、むくみ、口渇、下痢、嘔吐、排尿困難などに効果があります。
また、黄連解毒湯は、
■黄連(オウレン)
■黄芩(オウゴン)
■黄柏(オウバク)
■山梔子(サンシシ)
の4つの生薬から成り、熱による炎症を抑えるのに用いられる薬です。
解熱、のぼせ、赤ら顔、アトピー性皮膚炎などの改善に加え、胃腸などの消化器系の炎症も抑えるため、二日酔いによる胃の不快感、それに頭痛などの緩和にも役立ちます。
漢方薬には、普通に薬局で市販されていたり、ネット通販で手軽に買えるものもありますが、人によっては微熱や慢性的な倦怠感などの副作用が出ることもあるので、最初に試す際は医師に相談することをお勧めします。
また、市販の漢方薬のように診断なしで買えるものは、一般的に処方薬の約3分の2の量しか入っておらず、処方薬よりも効き目が弱い傾向にあります。
価格的にも処方薬よりも割高なことが多い点も気をつけて下さい。
かかりつけの医師がいない場合は、漢方内科のある病院を受診し、普段から飲んでいる薬や、自身の体質を考慮した上で、自身に合った漢方薬を処方してもらうことをお勧めします。
ただし、いくら漢方に効果があるといっても限度がありますので、「漢方を飲んだから大丈夫!」などと思わずに、飲み過ぎには注意してください。
薬剤師・心理セラピストの大西智子です。
お酒好きの方はほとんどが、二日酔い防止などのために、飲む前や飲んだ後に飲む「特効薬」的なサプリメントや薬を持っているのではないでしょうか。
中でも漢方薬の「五苓散(ゴレイサン)」と「黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)」が、悪酔い・二日酔い対策としてよく使われています。
それぞれどういう漢方薬で、どんな薬効があるのでしょうか。
まず五苓散は、
■沢瀉(タクシャ)
■猪苓(チョレイ)
■茯苓(ブクリョウ)
■白朮(ビャクジュツ)
■桂皮(ケイヒ)
の5つの生薬から成る漢方薬です。
体内の水の流れを整え、体内でバラバラになった水分の分布を均等にするため、慢性的な頭痛、むくみ、口渇、下痢、嘔吐、排尿困難などに効果があります。
また、黄連解毒湯は、
■黄連(オウレン)
■黄芩(オウゴン)
■黄柏(オウバク)
■山梔子(サンシシ)
の4つの生薬から成り、熱による炎症を抑えるのに用いられる薬です。
解熱、のぼせ、赤ら顔、アトピー性皮膚炎などの改善に加え、胃腸などの消化器系の炎症も抑えるため、二日酔いによる胃の不快感、それに頭痛などの緩和にも役立ちます。
漢方薬には、普通に薬局で市販されていたり、ネット通販で手軽に買えるものもありますが、人によっては微熱や慢性的な倦怠感などの副作用が出ることもあるので、最初に試す際は医師に相談することをお勧めします。
また、市販の漢方薬のように診断なしで買えるものは、一般的に処方薬の約3分の2の量しか入っておらず、処方薬よりも効き目が弱い傾向にあります。
価格的にも処方薬よりも割高なことが多い点も気をつけて下さい。
かかりつけの医師がいない場合は、漢方内科のある病院を受診し、普段から飲んでいる薬や、自身の体質を考慮した上で、自身に合った漢方薬を処方してもらうことをお勧めします。
ただし、いくら漢方に効果があるといっても限度がありますので、「漢方を飲んだから大丈夫!」などと思わずに、飲み過ぎには注意してください。
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